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2022.12.5

11月27日(日)鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで、3年ぶりとなる市民公開講座と薬膳ランチセミナーを開催致しました。

11月27日(日)鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで、3年ぶりとなる市民公開講座と薬膳ランチセミナーを開催し、約200名の方々に参加して頂きました。市民公開講座では大西 健児 氏 (鈴鹿医療科学大学 救急救命学科 教授)が「冬の食中毒」と題し、食中毒は食品だけでなく、食器や調理器具などの汚染からもなる可能性があること、冬季だけでなく年間を通じて発生することを最新のデーターを交えて説明した。また、冬季に多いノロウイルス・アニサキスによる食中毒の特徴を紹介し、その防止には「食材の加熱が重要であり、さらに加熱処理した調理器具を使用する」ことを訴えた。続いて、薬膳ランチセミナーでは髙木 久代 氏 (薬膳学会 代表理事 ・鈴鹿医療科学大学 鍼灸サイエンス学科 教授)が「心も体も温まる健美薬膳」と題し、寒く・乾燥が激しい冬を元気に過ごすために必要な薬膳食材として、身体を温めてくれるラム肉や生姜、身体を潤してくれる蜂蜜、木耳などを紹介した。その後、提供した「薬膳弁当」の食材の効能について解説した。最後に、参加者に「医薬は台所にあり」と、普段の食事が薬であることを強く訴えた。

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